IT教室で講師をしている関係上、GMailの解説をすることが多々あります(ありました)。
毎度毎度、メールアドレスを打ち込むのも無駄だし、ラベルグループ作るのも無駄だよなぁ…ということで、送信専用アプリを作ってみました。構想30分、実装合計8時間程度でした(もちろんCursor AI様とともに)。いつの間にかGMailのSMTP認証処理が変更になっていたようで、そこで少しハマりましたけど、大仏見守りのメール送信プログラムとか作った知見が生きましたねー^o^。
機能は至ってシンプル。SMTP設定と、送信のみw。一応、設定を複数用意することで、指定周期でメールを送信することも可能です。
BOOTH での販売も考えているのですが、悪用されるのもなぁ…ご興味ある方、コメント頂頂ければ幸いです。
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MailSender は、Windows 向けのデスクトップメール送信ツールです。Gmail の SMTP を利用し、アプリパスワードまたは OAuth 2.0 認証で安全にメールを送信できます。
動作環境
- Windows 10 以降 / 64bit
- 同梱の `MailSender.exe`(PyInstaller onefile ビルド)
- インターネット接続
主な機能
- SMTP メール送信
- Gmail を含む一般的な SMTP サーバに対応
- サーバ/ポート/暗号化方式(TLS/SSL)の設定
- 認証方式の切り替え
- アプリパスワード(Gmail の場合は 2 段階認証+16 文字パスワード、その他の SMTP サーバの場合は通常のパスワード)
- OAuth 2.0(クライアント ID/シークレット)
- 送信先管理
- リストへの追加・削除、ドラッグ&ドロップでの添付ファイル登録
- 任意の宛先を To/CC/BCC として送信リストに振り分け
- 送信リストの内容をまとめて削除するボタンを配置
- 添付ファイル管理
- ドラッグ&ドロップまたは追加ボタンでファイルを登録
- 添付ファイルの起動(デフォルトアプリで開く)
- 添付ファイルパスの編集
- 相対パス対応(カレントディレクトリを起点とした `./` 形式)
- メール作成
- 署名、本文、エンコーディング設定(utf-8 / shift_jis / euc-jp / iso-2022-jp)
- 日本語ファイル名の添付ファイルに対応
- 設定管理
- 設定・送信先の自動保存/読込(JSON / TXT)
- 設定ファイルの手動保存/読込(タイムスタンプ付きファイル名をデフォルトで提案)
- 相対パスで保存された添付ファイルパスを自動解決
- 自動送信機能
- トリガー送信: `trigger` フォルダ内の JSON ファイルを監視し、自動送信(2 秒間隔)
- 時間送信: 指定した日時・周期で自動送信(一度のみ/毎日/毎週/毎月)